2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

広瀬川歩記54

化石の崖 澱橋の下に人がいる。医院の下から美術館の下へと崖伝いに移動していく。 化石を取りに行くのだ。 この辺りでは、広瀬川の南岸は垂直の壁を作っており、崖下を移動する人に足場はほとんど無い。緑地公園を作る北岸とは大違いである。 その南岸を季…

広瀬川歩記53

秋は月とともにやってくる 今日の夕方も、やっぱり暑かった。その中で様々な息を吐きながら、走り続ける人たちがいる。 私たちは早歩き。1㌔も行かないうちに汗が噴き出す。それでも見上げれば 少し太った月 金星と月。 でもこれがスマホの限界なのかな。 …

広瀬川歩記52

悩んじゃうな 河原に置かれたままのゴミが目に入ると、写真なんか撮っている場合かよと、悩んでしまう。 写真機材は精密機械である。だから汚れた手で触りたくはない。だけどゴミを目の前にして通り過ぎると、捨てた人たちと同じになってしまうのではないか…

広瀬川歩記51

気持ちよい朝なのに 夏の朝、歩くと気持ちが良い。黄金色の光が次第に川を染めていく情景には、たまらない感動がある。今日一日が良い日であることを確信する。 そんな朝に 黄金色の中で白く光るな 白く光るものがある。ポリ袋だ。昨日、置いていったゴミだ…

広瀬川歩記50

飲んじゃいました うしろめたさを感じつつも、本当に久しぶりの「外飲み」。 善は急げで5時開始。 こう言っちゃあなんですが、ウマイですね。また料理がいいのよ。 市のど真ん中というには外れているが、さりとて場末というわけではない。 常連気分にさせて…

広瀬川歩記49

スズメの仲間 最近、おねだりヒナが目につく。 もう自分で餌をとれるのに、いつまでも親元を離れようとはしない。 羽の色が薄いのでヒナだと分かるのだが、鳥って本当に難しい。ここ10年位の間に、8月にとった鳥写真を見ると、次の写真を ノビタキ!? ノビタ…

広瀬川歩記48

夏なのに秋 連日の猛暑で、明日はさらに暑くなるとか。 ガンジスにしては小さすぎる 実際、南アジア系の人たちも川で泳いだり、楽しそうにしている。 それなのに歩いてみると、そこここに秋の気配が。 どことなく儚げ 月見草でしょう。秋らしい感じが高まり…

広瀬川歩記47

なんか、可哀想な気もする 幼い子はなぜ、あんなにも虫取りが好きなのだろう。触ったら火傷をするのではないかと思うほどに顔中を真っ赤にしながら網を振るっている。 寒くないの? 冬でも小さな水たまりを見れば、もう飽きずに眺めている。虫がいるようには…

広瀬川歩記46

黙祷 黙祷 黙祷

広瀬川歩記45

オヤッ?こんな時期に 昨日に比べればまだ、まし。 ということで1時過ぎに散歩開始。風はある。気温も30度までは、いっていないはず。 でもさすがに牛越橋を越える頃には汗また汗。 滝前橋辺りはいつも冷風が吹くところ。しかし数歩分だけで橋を渡りきる。 …

広瀬川歩記44

ア~行きたいなあ こんな暑い日は、家に閉じこもって本でも読めばいい。 だのに今日はどうした風の吹き回しか、DVD「舟を編む」を見たり、旅行会話本をめくってみたり。 2度目なのに、すべて忘れてしまった私は、すごく新鮮な気分でDVDを見ることがで…

広瀬川歩記43

立秋だって 私は連想好きの夢想家である。 梅雨が明けたら立秋というのには本当にびっくりしたが、今日散歩してみた空には暦を裏付ける「気」がある。 昨日までの夏空とは違う!ホント? アカトンボって言っていいのかな? 何というトンボか。アキアカネとは…

広瀬川歩記42

心に響いた今年の8月 一昨日は仙台花火の日。もちろん今年は中止。寂しい。 それでも夜7時ごろからとつぜん花火が上がり始めた。高く昇ることもないし、大輪の花を咲かせるわけでもない。時間も20分前後と寂しく終わった。 ヤナギのように広がり落ちる この…

広瀬川歩記41

ちょっとした夢 僕は、川の音を画像にしたいと願っています。 それがどんなに厚かましい発言か、多少気になりますが、何といっても素人は強いのです。 創作の分野では、プロとアマの違いはきっとアベレージの問題だと思います。今カメラの性能がとてもいいで…

広瀬川歩記40

納言は”夜”ですと 昨夜もひょっとして花火が上がるかと期待したけれどダメでした。そのかわりに月がチラチラ。 清少納言さんは、夏は夜が最高ですとおっしゃて、満月は言うに及ばず、闇夜の蛍さらに雨なども「をかし」と言い残されましたが、どうでしょう? …