広瀬川歩記51
気持ちよい朝なのに
夏の朝、歩くと気持ちが良い。黄金色の光が次第に川を染めていく情景には、たまらない感動がある。今日一日が良い日であることを確信する。
そんな朝に
白く光るものがある。ポリ袋だ。昨日、置いていったゴミだ。
私の中のささやかな幸せが崩れていきそう。
最近、河原の利用者が増えたのはコロナのせいである。だがコロナ以前からゴミを置いていくグループはあった。しかし利用者が増えると、ゴミの数はそれに比例して増えるらしい。
夏場は特に花火の始末が悪い。しかしマナーが悪いのは限られている。来るな!コロナ!とは言わないけれど、
カンや割れたビンの破片を見ると、お前たちだって、裸足だっただろう。気遣うべきだったんじゃないの?と問いたい。
せめてポリ袋を回収して帰ろうかと戻って見たら、もう誰かが回収してくれていた。
この写真は違う場所、違う日だけど、河川敷ではしばしば、黙々とゴミ拾いをしている人を見かける。ありがとうございます。
次の「広瀬川歩記52号」では、珍しいというか、カッとなりそうな廃棄物を紹介しますね。