広瀬川歩記196

小さい秋を見つけに

腰を痛めてあまり動けぬうちに時はどんどん経っていくらしい。

ようやく少し具合がよくなったので、今年も小さい秋を見つけに行く。

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五色沼

まずは東北大学構内の三太郎の小径そこからメタセコイアの前を通り、何だか今年はしっくりしないね、など呟きながら、仙台城五色沼で見つけた。とてもささやか。

 

そのまま博物館を抜け、長沼ではカワセミへの期待を外されつつ信号を渡る。

銀杏がみごと。

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青い空に映え

国際センターの裏道でガラスに映る秋、見つけた。

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ガラスのオータム

でも無数と言っていいほどのギンナンが、

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つぶれた秋

きっと靴を脱いでも、いつまでもまとわりつきそうな秋。