広瀬川歩記44
ア~行きたいなあ
こんな暑い日は、家に閉じこもって本でも読めばいい。
だのに今日はどうした風の吹き回しか、DVD「舟を編む」を見たり、旅行会話本をめくってみたり。
2度目なのに、すべて忘れてしまった私は、すごく新鮮な気分でDVDを見ることができる。頭の中がスカスカになるのは許しがたいことだけど、覚えていられないものはしょうがない。かえって新鮮みが何とも得がたい。
海外旅行は覚えているだろうか。
これはマダラ。イヤになっちゃうよ。
でもドイツ!ドイツの思い出が大きく占めている。
あのホーエンレヒベルクの城門で見た竪琴弾き。吟遊詩人を思い浮かべてしまった。強烈な印象。
カエル伝説のビュディンゲンという小さな町。日の丸を腰の辺りに付けたカエルも強烈。
そしていつも1日の上がりはビール。
初めてのオクトーバーフェストで、ジョッキ片手に、それまで不得意だった鶏肉をムシャムシャとかぶりついた妻まで思い出す。
とにかくビール。旅の一日の疲れをとるのは、どこでだってビール、たまにはワイン。
早くコロナが終熄して、行ける時が戻ってくることを祈ります。