東北大学のクルミ割りカラスは聞いたことがあるかもしれない。道路に落として車に割らせるタイプ。
東北大学にほど近い澱橋緑地ではレンガの上に落とす。
同じ1羽だとすると、1年間記憶できる力があるということ。だが1羽だけではない。明らかに複数のカラスがこれを行う。
若鳥がまねをしているのも見かける。へたくそで草の上に落としたりする。
だがシーズンが終わる頃には上達して、次の年には名人になっているだろう。
そして同時に仲間にも、次の世代に身を以て教えているかもしれない。
これは時間と空間の広がり。まさに文化ではないだろうか。
カラスは賢い鳥だという。