広瀬川歩記59
記録的大不作
もう9月も3分の1になろうとしているが、まだまだ暑い。重陽の節句なんてどこ吹く風。
それにしても酷暑であったせいか、今年の8月は例年にまして鳥写真が撮れなかった。いないのである。みんな隠れ潜んでいるのか。いるのはカラス、スズメ、トビ、そしてセキレイくらい。
それでも薄暮に数十羽の群れでムクドリがねぐらを目指すのはしばしば見かけた。ただし暗すぎて写真にならない。
それが9月になったら、木の止まっているのを見かけたり、
へえ~、1羽だけ?
雑草の刈り払いが終わった河原で群れをなして餌を探す姿まで見かけるようになった。
どこかの町ではとてつもない数のムクドリが人々を驚かせているとテレビで伝えていたが、このあたりでも夕方には何グループかの小集団が同じ方向を目指して飛んでいく。合計100羽は越えるだろう。