広瀬川歩記18
あきれました!
前回の続きだけれど、いい?
段ボール小屋で育ったスズメの子。我が家は偶然の出来事を喜び、スズメの子育てを支援することにして、その甲斐あったか、17,18日にヒナは雄飛するまでに成長した。
それが前回までの話。
ところが今日の朝のこと。カーテンを開けてみるとそこには相変わらず疲れ切りながらも必死に餌を運ぶ親鳥の姿があったのさ。
でももう唯やるわけではない。ヒナに外へ出るよう懸命に促しているのだ。
だから自分は巣の中に半身しか入れない。
これに応えようとするのか、ヒナもようやく顔を外に出す。
ああ、もう数分のうちにヒナは飛び立つだろう。
Oh! ついに外に出た! 感動! ただいま11時3分前。
オヤッ?なんと外に出たのにヒナは葉っぱに隠れて7~8分。オイッ!いつ飛翔するのかね?
挙げ句の果て、安住できる巣箱に戻ってしまって約1時間。
出たぞ。今度こそ・・・12時丁度。
今は夜10時。ヒナは段ボール箱の中でオヤスミ中。今日一日の私の時間はどうなった?
可愛ければいいってもんじゃないはずだ。
可愛いだけが取り柄。一旦出た家にすぐ戻るヒナがいる。