広瀬川歩記5

解禁

5月も半ばをとっくに過ぎてしまった。

先日、知人が暇をもてあまして電話をかけてきた。彼は、誰かと話したいのだという。そうですか。大いに結構!望むところだ。かくいう私も妻以外の誰とも喋っていない。

生協でよく出会う人がいる。生協オタクのようによく見かけるので、いつからか勝手にレジェンドと呼ぶようになった。見つからないと、何だか落ち着かないのだが、話したこともない。ところがカンカン帽と呼ぶのが正しいのか知らないが、サングラスをして珍しい帽子をかぶっている彼が店員に話しかけている姿を見ると、最初は何かイチャモンでもつけているのかと心配したが、それは取り越し苦労。キャベツのことだのニンジンのことだの、、、彼も人と話したくて仕方ないタイプらしい。

 

コロナはいけない。人を本当に遠ざけてしまう。例年なら連休の頃にニジマスが放流され、釣り師たちが集うのに、今年は今日初めて2人ほど見かけただけである。それも離れたところで。 

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今年の釣り人

最近はぐんと少なくなってきたけれど、例年だとどうかな。

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例年の釣り人たち

この写真は2008年のもので、広瀬川河畔に引っ越してきて最初の5月。すごく感激したものだ。なにしろ和井内貞行のニジマスしか知らなかった私が、ホンモノにお目にかかれたのだから。

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これ、ニジマスでしょ

今はもういない。