広瀬川歩記119

どうすればいい?

 

美徳というかプラスイメージと呼ぼうか、その類いの日本語は安倍政権の7年間に、この国にもの凄い「スピード感をもって」「しっかりと」浸透したように思う。今日も安倍政権を継承した菅首相は、安倍語を駆使した。本来の意味は変質したり、薄まったりしたまま、国民の間でも正しい用語と化した。

 

「スピード感をもって」と言えば、もう実際に「スピードを上げて」やったかのような気分にさせられる。 

「しっかりとやる」といえば、もう「しっかりやった」ような気分にさせられる。

 

国会がようやく始まった。だが、生き生きしていない。

 

最大の責任は野党とマスコミ。あなた方が忖度しているように見える不思議。