広瀬川歩記84
これ、誰ンチ?
宮城県川崎町で「小屋立山」という、興味を引く山、というより丘陵頂部を見つけたので行ってきました。
山と言っても丘陵。でも入口に「熊がいます」ときっぱりと書いてあったのには、しばし唖然、呆然。
とは言え、それで止めるわけにはいかないので尾根筋をずっと歩きました。鈴を鳴らしながら進むけれど、耳の悪いクマがいないとも限らない。蚊取り線香をたててイヤなニオイが近づいてくると思わせるのはどうだろう。
願いも難しく、ハエなどが寄ってくる。クマがいいにおいだと認識したらどうしよう。
人工的に造ったに違いない段差を見つけ、喜んでいたらすぐ近くでガサゴソ。「来るな、行け!」と声を立てたら静かになりました。
でもそれは一瞬。だから動物風のうなり声を上げてみます。すると、驚いたことにしーんと静寂がよみがえってきたのです。クマ、シカ、イノシシ?まあ何でもいい。調査はこれからが本番。
歩いて行った先で奇妙なものを見つけました。
そこら辺の竹か何かを形よく積み、地面との間に空間を作っている。 キツネ?
誰か教えて下さい。この見事な巣は誰のもの?