広瀬川歩記71

ちょっと残念な昨日

昨日書くつもりだったのに、特に楽しいこと、微笑ましいこともなく、1日が過ぎてしまった。ちょっと残念な10月3日。

今日は、ヤケ気味で昨日のニュースに触れよう。

動物商が商品として売り出す犬のゲージを広くするようにとの報道があって、違反者は指導対象となる旨が示されたが、動物商(ブリーダー)の言い分としては、現在より籠を大きくすると飼える犬の数が減って、商売が成り立たなくなるというものだった。

 

それっておかしくない?

 

映像では身体イッパイ、いっぱいのゲージに押し込められた小犬が写っていたが、ゲージを超えて成長するとどうなるのだろう。

商売にならないから「処分」することは明らかである。

 

何度でも言わなければいけない。日本ほど動物商が多い国は世界中どこにもない。

希少種の売買、生態系を壊す危険な動物が平気で売られている国はない。狭い家では到底飼うべきではない大きな生物が売られている国もない。

環境省も、なぜゲージにこだわるのか分からない。もっと根本的にとらえ、私たち人間と同じ地球上の「生き物」に私たちは謙虚にのぞまなければならないとは思わないのだろうか。