広瀬川歩記24

ヤメテクダサイ、

ある八百屋さんの店先に二つの水槽があって、緑藻の奥で動くのは、巨大な金魚だったと思っていたが、ある日、カメが窮屈そうにしているのを知りました。

これは!

そのカメは私が広瀬川で撮ったものではないでしょうか。多分、そのうちの二匹。

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亀が泳いでいるぞ!

顔の横に赤い線が見えます。石の上に出てきた時に、改めて撮ってみると、こんな感じ。とりたてて興味を持っているわけではないですが、どうも在来種には思えません。

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ミシシッピアカミミガメ

調べてみると、やはりそうでした。「ミシシッピアカミミガメ」というらしい。牛越橋より上流の淵では数匹(本当は「匹」ではなく「頭」というのでしょうか)が、ひなたぼっこしているのを見たことがあります。

よいのでしょうか。飼いきれなくなって「狭いところで飼うのは可哀想だから」などと勝手な言い訳をして捨てたのではありませんか。動物商で売られているときには想像できなかったでは済まされませんよね。もっとも動物商もブームが去るとどんな処分をするのでしょうか。

私が行ったヨーロッパ20カ国で今までにペットショップを見かけたことは1回しかありません。生き物の輸入や売買に関して私たちは鈍感すぎるように思います。

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これは大丈夫?

広瀬川では、結構大きなカニを見かけることもありますが、在来種だといいんですが・・・。

でも在来と言っても、

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コイや

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キンギョは許されませんよね。

むちゃくちゃ大きいけれど、あっという間にウミネコあたりが捕らえそうです。そうでなくても増水したときには流されそうです。

そんなリスクを承知で捨てるのでしょうか。

そうそう、ニシキゴイじゃないの?と思うコイも見ました。将軍綱吉の時代じゃないからこんなことができるのですよ。