広瀬川歩記35
心霊スポット、みぃ~つけたぁ!
歩くと、さすがに7月下旬、暑い。
暑い中を大崎八幡まで脚を伸ばすのも風流?
社殿は国宝。でも七夕祭り(旧暦)の準備で何か社殿前には行けそうにない。それでもこんな竹のしならせ方は初めて見るもので興味深い。
汗をぬぐいながら遠くでお参りしてUターン。階段下りた右手に、社のようなものがある。正月などは人混みで寄り道する余裕もないのに、今日はアブラゼミでも鳴きそうな蒸し暑さ。見回しても、一人としていない。
オーッ!なんだ、これは。
灯篭の中に首がある。
だがよく見ると、灯篭の向こうに石碑が。そのレリーフらしい。
四十八夜供養碑の阿弥陀仏のお顔だったのだ。「享保二年」とある。吉宗の時代、享保の改革が始まって間もない頃。
私が歩く範囲には、他にも歴史的な石造物などが意外にある。例えばこれ。
延元二年(1337)の板碑。鎌倉幕府が滅びてまだ数年、時代は極めて流動的な南北朝時代。供養塔としてたてられたものだろう。こんなのが我が家から1キロ圏内に三基。宗教ゾーンぽいね。