2021-08-18 広瀬川歩記158 久しぶりです 久しぶりの夏の陽。 もう本当に長い間、太陽を見ていなかった。 すでに午後も遅い時間だけど、空には太陽が復帰した。 夏の陽の輝き 蝉が一斉に鳴き出したが、この一週間の初めに地上に出たセミは、太陽を知らずじまいだったに違いない。 虫は驚くほど貪欲に生命を輝かそうとしている。 鳥たちは、その虫をめがけている。 飛ぶ音が頭のすぐ上をもの凄いスピードで通り過ぎ、アパートの、ところ嫌わず停まろうとしている。 おそらく100羽以上のコムク。 思わず首をすくめ、息を呑む。 コムクドリが頭上を