広瀬川歩記152
季節は移り(5)
植物は4月から5月にかけて大きく変わっていった。
まずソメイヨシノが終わったあとしばらくして、八重桜が沢山の花を付けた4月。
そして5月になればソメイヨシノは実をつけました。
誰が植えたものか国道沿いにはフジの大樹がある。
そして5月と言えば定禅寺通りの若葉がきれい。
ぼくは、仙台の新緑が大好きです。
サクラは各地に名所があるけれど、ケヤキの芽吹いた定禅寺通りは、1日ごとに光を変えていき、若葉がやがては涼しい木陰を作るようになって、何とも美しく、東北ならではの春を象徴するものになっています。
そして桑の実。黒くなりかけを下校途中の子供たちが取っています。ヒヨドリ、ムクドリ、コムク色々な鳥が訪れる春の終わり。