広瀬川歩記183

ムラサキシキブ

何と優雅な名であろう。

初めて知ったのは、富士山3合目付近。紫の実の色にひかれ、持っていた人に名を尋ねたら、どうしたわけか1本分けてくれた。

先日広瀬川沿いで見た時には、見事に結実していた。

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もとは「ムラサキシキミ」だとか

ウィキペディアによると、もともとは「ムラサキシキミ」と呼ばれていたのが変化したのだろうという。「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味、とも書いてある。

実際、優雅ではあるが、実は多く着く。

ところが、この写真の場所は、何と持ち主がキレイに刈ってしまって、今はもう見ることができない。せめてあと数日でも残しておいて欲しかった。