広瀬川歩記139
営巣中
宮城県には川崎というところがある。
30年前に宮城に移住した頃は、その字を見る度に川崎市じゃない、宮城では川崎町なのだ、と自分に言い聞かせていた。
その川崎に今縁を持たせて戴いている。城跡の調査にかり出されたのだ。そして今日行った荻ノ館なる中世山城。
国有林内ということで熊やイノシシ対策上3人の職員さんが同行してくれた。結果は遺構なし。ここの文化財指定は解除すべきだろう。
というわけで同行者には申し訳ないことをしたが、宮城県はここに遺跡範囲まで示している。
しかし山城の麓の電柱にはコウノトリが巣をかけており、それを見ることができたのだ。
元気にヒナをかえし、そのヒナが大きくなればいいな。