広瀬川歩記124

春はどこまで

ロウバイが咲いている。

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臘梅

土手下の片隅にロウバイを見つけた。

わずかな花数で匂いも届かないけれど、密やかに春の足音を伝えてくれる。

ウメは、まだ遠い。

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臥竜

だが、やがては弥生三月を飾り、サクラに春を譲ってゆく。

コブシ、カタクリレンギョウスイセンタンポポに至るまで、花は今、東風を待っている。