広瀬川歩記81
色々な楽器
澱橋緑地あたりでは、色々な人の演奏する楽器を見てきた。写真を撮らせて欲しくて頼むが、なかなか許可は下りない。
私は「絵になる」から撮りたいだけだけど、人はそうは思わないことが多いのだ。特に女性の場合、拒否されるのが当たり前である。何に使われるのか気持ち悪いのだろう。だが、楽器を演奏する姿には、往々にしてその人の思いのようなものが感じられる。
それがうまく写真で表現できるかといったら、そりゃあ無理だとしかいえない。撮る方も撮られる方も、アマチュアに過ぎないから、もうそれだけで写真にならない。
それでも思いが伝わり、伝えられそうな気になることもあるはず。
という訳で、ギター、ヴァイオリン、三味線といった弦楽器、トランペット、トロンボーン、チューバ、サキソフォンといった管楽器、そしてコンガのような打楽器、それに楽器を運ぶ人たち、合奏する人たち、歌う人、どれも面白いの場面なのに、結局、写真は一枚だけ。それがこれ。
三味線を弾く若者がOKといってくれた。彼の練習は何回か聞いたことがあるが、確実にうまくなっている。
演奏会、開けるといいですね。