広瀬川歩記76
小さい秋?
秋らしさを求めて歩いてみた。
ガラスに映る紅葉はまだ小さい。
テニスコート脇には木の実が溢れている。残念ながらリスは姿をみせない。
ここではカワセミに逃げられたので、長沼に行ってみたら、コンパクトカメラを構えたおば(あ)ちゃんが手招きをする。
知らないヒト(「女」と書いて「ヒト」と読ませるパターン)から声をかけられても、ついていっちゃダメ、といわれているが、まあどうせカメの昼寝でも撮っているのでしょう、と想い近づいていったら、案の定
ところが彼女密やかな声で「カ・ワ・セ・ミ」だって。
水に映る姿もいいね。
ところがのところが、このカワセミ、リラックスしすぎ。小魚でも獲れよ、と願っているのに
ありかよ?羽まで広げちゃって休憩時間らしい。くつろぎの時。
やがて餌もとらずに飛んでいってしまった。
でも珍しい情景。でも小さい秋にはならない景色。