広瀬川歩記22
梅雨本番
ここ数日というもの、あまり太陽を見ない。暑くてイヤだ、などと言っていたのがウソのように涼しく、昨日はついに最高気温が20℃を下回るほどでした。今日はそれがじつに30℃を超えるというのです。
年寄りには堪えるのだよ、バカ天気!と恨み言の一つも言いたくなりますが、まあ天には敵わない。それに農家にとっては何と言っても恵みの雨。慈雨と言うべきでしょう。
というわけで昨日は遅い時間になって思いつき、広瀬川の水量が豊かになったか見に行きました。
この写真は、6月21日。水涸れ状態を撮ったもので、あまりの水の少なさに思わず「これが広瀬川・・・ザンネン!」(「広瀬川歩記19」)と嘆いた細い流れ。
そして5日後の昨日がこれ!
けっこう傾斜のきつい広瀬川は、暴れると恐いけれど、長い時間水を溜めておけないものだから、滔滔と流れて欲しいのに全然期待に応えてはくれません。
せめて今日はどうかな、と早朝外を見たら一面の霧。
霧を美しく写真に撮る技術はありませんから10年間の写真を見返してみても、ほんの2,3枚しか残していません。それがどうしたわけか季節は夏。川霧というと冬の朝というイメージですが、案外こんな梅雨寒の時にも発生するのでしょうか。
でも今朝の霧は深すぎて写真は無理。せめて以前に撮った夏の朝霧を載せておきますね。写ってはいませんが、広瀬川は右下に流れています。