広瀬川歩記20
ヘタッタ～ァ
ここを散歩するようになって13年にもなりますと、その間に色々な犬を見ることになります。そうしていつの間にか妻とランキングごっこをするようになりました。
いえ、もちろん美貌の飼い主さんもいらっしゃいますが、そういうランキングではなく、ワンちゃんの中で一番可愛いのは誰か、二人だけで王座決定戦をするのです。
ところが意外なことに、初めに文句なく決まったのは「ダメ犬選手権初代王者」でした。これは二人すぐに一致して、某犬を推しました。
この犬については前にもちょっと触れましたが、何しろ、キャンキャン声が聞こえたらその犬、といえるほど辺りかまわず吠えるからです。
これに対して「イチオシ」犬は案外決まりませんでした。決定打が無かったのです。ある日その子が登場するまでは。
向こうから、ご主人様の横をトッタラ、トッタラ歩いてくるフレンチ・ブルドッグを見かけました。最初私たちはその歩きっぷりに笑ってしまいました。次に、その犬がサッカーボールを追いかける姿を見て、二人とも一気にファンになってしまったのです。
見て下さい！何か考えていますよね。思慮深いんでしょうね。でも愛くるしくて思わず笑みが出ますよね。
マック君というのだそうです。11歳でしたか。14㌔もあって体重を支える脚が弱っているそうです。鼻がペチャなので冷却能力が低く、暑さには弱いそうです。
終いにこんなにバテてしまうので、月に1回、盛岡まで鍼治療に行くそうです。
エ～ッ、動物の鍼治療ってあるんだ。今日、羽鳥さんの番組で犬の肉球のツボを放送していましたが、指圧といい、鍼といい、犬はとっても気持ちよさそうにするようです。
我が家で勝手にランキング1位のマック君でした。
＜本日は文体も変えてみました。＞
