広瀬川歩記3
広瀬川歩記
春も末かあ・・・
たいしたことを考えるでもなく歩いていると、目の前に突如現れたのがウミネコ。
写真を見て下さい。慌てぶりが分かるでしょ。
ウミネコだぁ!
ウミネコって鳴き声から「ネコ」呼ばわりされた訳だけれども、声量豊かだからちょっと注意していれば、飛んできたのが分かるはず。なのにこの有様。忍者のようにやってきた。「海猫」って漢字で書くと、何となく「化け猫」に近くなる。
一体に水鳥の目は怖い。だから我が家ではあまり好かれない。それでも野鳥を見つけると、何とか撮ろうとする。とはいえ私は愛鳥家ではない。鳥の名前もロクに知ろうとしない。「日本ヤオチョウの会広瀬川支部長」を名乗っているけれど、「野鳥の会」とも無関係だ。カメラ好きとも言えない。ときどきもっともらしくカメラを構えるが、プロのように、あんな重い機材を抱え、何時間もじっとチャンスをうかがうなんてことは決してできない。
ではなぜ野鳥を撮るの? しいていえば暇人だから。
というわけで次回は、ウミネコについて少し触れましょうかね。