広瀬川歩記198

それぞれの秋

秋は繊細な時である。

三日もすれば、同じ場所が表情を変えてしまう。時が揺らいで見えるから、歩いてみたい。

そうだ、東北大学の構内はどうだろう。久々に歩いてみる。

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三太郎の小径を行く

案の定、落ち葉がカサコソと音をたてていく。折角なのに”一太郎”みたい。

西公園に脚を伸ばす。

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西公園

静かに歩くのがいい。

 

定禅寺通りは?

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街中の秋

県知事公舎は開いているかな。

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ヤマガラ

期待通りヤマガラがいる。何を咥えているのかな。

広瀬川歩記197

いよいよ晩秋

牛越橋の上から時間をかけて覗いてみたが、水量はそれなりあっても、水しぶきは全く上がりません。目を凝らしてみても、魚影は一向に現れません。鮭の遡上は、今年どうなのでしょうか。観たいものです。

その代わりといっては何ですが、カワアイサを見つけました。

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先遣隊

カワアイサは、例年数羽のメスがこの時期に先遣隊としてやってきます。するとそれからというもの広瀬川は、急に賑やかな渡り鳥の世界が広がりはじめます。

冬の到来はもうすぐそこ。

広瀬川歩記196

小さい秋を見つけに

腰を痛めてあまり動けぬうちに時はどんどん経っていくらしい。

ようやく少し具合がよくなったので、今年も小さい秋を見つけに行く。

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五色沼

まずは東北大学構内の三太郎の小径そこからメタセコイアの前を通り、何だか今年はしっくりしないね、など呟きながら、仙台城五色沼で見つけた。とてもささやか。

 

そのまま博物館を抜け、長沼ではカワセミへの期待を外されつつ信号を渡る。

銀杏がみごと。

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青い空に映え

国際センターの裏道でガラスに映る秋、見つけた。

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ガラスのオータム

でも無数と言っていいほどのギンナンが、

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つぶれた秋

きっと靴を脱いでも、いつまでもまとわりつきそうな秋。

広瀬川歩記195

思ったより・・・

広瀬川に鮭が上がってくるのはいつだろう。河口部にはもう来ているのかもしれない。

だが、水量はあまり増えていないから、来ていたとしてもどこまで遡上できるのだろうか。

 

水量と言えば、水が少ないとよく小魚たちが飛び跳ねるように思う。跳ね上がる瞬間を一度撮ってみたいと思っていたが、いつ、どこに顔を出すのか判らないから写真撮影は至難の業だ。今までだって一向に撮れていない。

 

ところがついに顔を出したところに遭遇した。

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サア、跳びだそう

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そして、ジャンプ!

とにかく捉えることができたのは嬉しかった。だけど全然面白みがないのが残念。

 

広瀬川歩記194

東北勢ガンバレ!

10月31日、国政選挙や知事選もあったけれど、何と言っても大学女子駅伝

事前投票を終えていたので、気楽に駅伝声援。

 

それにしても、投票日を投票最終日にして、15日間くらい投票期間を設定したらどうなの?どうせ好き勝手な解散総選挙なのだし。妻の案だが、名案。

 

選挙区民が否定したものを比例ですくい上げるスベリドメ方式なんて、いつまでまかり通るのでしょうか?

それにマスコミも議員定数批判を展開しようともしないのはなぜでしょう。

 

そんなことより走れ、東北勢!

東北福祉大は、ついに一ケタ。シード権は逃したけれど、来年は優勝を。

石巻専修、東北学連選抜も懸命に走っていた。

 

今回は前から撮っちゃったけれど、許して下さい。とてもいい顔。頑張ったね。

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走れ、東北勢!

 

広瀬川歩記193

終わらせたいこと

10月が終わろうとしている。

このひと月、何を10月らしいものと思い出すだろう。

写真を戻してみても、感性は、戻らない。

 

それでも街に出れば、人の行き来が気になって、ああ、まだまだだと思う。

 

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仙台駅

 

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駅周辺

 

10月。この月、空は秋晴れだし、コロナは随分おとなしくなった。

人々は自由に出歩けるようになってきたのに、まだまだ。

 

早くコロナ禍を終わらせたい気持ちは誰しもだろうが、不安は去らない。

せめて第6波は起こさないように。

 

広瀬川歩記192

飛ぶかな?

カワウは、最近6羽ぐらい群れて飛ぶことがあります。

でも、1羽っきりのことも多いです。

 

翼の感じが爬虫類的な点、貪欲な点、そして本来広瀬川にはいなかった点などから、あまり好きになれない鳥ですが、本人達は何だかこの川が気にいっているようです。

先日も石の上でのんびりしていました。

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あっちに何か?

が、しばらく注目していたら飛び立ちそうな雰囲気。

オイッ、飛べ!

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飛び込みか?

と、要求したら、ホントに飛び上がりました...でも、すぐに水中に潜ってしまいました。